宮ヶ瀬線基本設定

 宮ヶ瀬線の設定について色々と考えてましたが,深入りしないつもりであるので,そろそろまとめに入ろうかと思ってます。
 
【都心直通関係】
 色々考えて結果,10号線(新宿線)に乗り入れることにしました。この方が都心の地下鉄網が変わらないという点もありますし,京王も現実問題として2割弱しか新宿線に直通する旅客がいない以上,あまり影響はないだろうという考えによります。
 
 次に問題になるのはどこで10号線(新宿線)に接続するかという点です。
  → 結論:方南町
 西新宿は高低差の処理が物理的に不可能なので却下,永福町は接続地点としては遠すぎ複々線化の意味が薄れるので却下,弥生は駅前後に曲線があり大規模駅に改良するには不適,方南町は特たる点はないものの欠点も比較的小さいということで,多分に消去法的に決定されました。
 
複々線化関係】
 1977年に10号線直通関連工事の一環として新宿〜方南町間が別線方式で複々線化。この時点で将来の複々線化が避けられない輸送量見通しになってこともあり,そのまま複々線化を続行。
 1988年に方南町〜若葉町間を地下二層式で複々線化。
 さらに高坂までの複々線化が必要という答申を受けて,工費削減のために3線方式(下り1線,上り2線)に計画変更した上で,1997年に若葉町〜神保原間を高架式で3線化,神保原〜高坂間は現在工事中で2006年に完成予定とします。
 
 ちなみに現在の宮ヶ瀬線は神保原口で朝ラッシュ時1時間帯で79189人の通過人員があります。これは小田急線の下北沢,田園都市線の渋谷よりも多い輸送量。これでは多摩丘陵に入ってからの線増も止むを得ないでしょう。
 
 
 さて,この他にも基本設定が動いてる箇所がありますが,ほどなく落ち着くでしょうから,さっさと固めて本業のダイヤ作成に移行したところです。