宮ヶ瀬線現行ダイヤ

http://www.fx.sakura.ne.jp/~nk-works/rx-nkr/images/dia-rx-mygs-2001a-ver10.71.png
 
http://www.fx.sakura.ne.jp/~nk-works/rx-nkr/images/dia-rx-mygs-2001b-ver10.71.png
 
宮ヶ瀬線の現行ダイヤの素案が出来上がりました。
基本的にはこの素案を元に他の時間帯や中原本線との調整を行います。
ちなみに中原本線との調整はまだ行ってないので,中原以西は未定扱いになってます。
 
さて,このダイヤですが,2001年12月のダイヤ改正で導入されたこととしており,
10分サイクルを基調にした20分サイクルで,高速急行・快速・各停を1:1:1にするのを基本としています。
 
種別毎の設定は明快で,
「高速急行」は最も利用客の多い,新宿〜神保原以西の需要に対し,フリークエンシーと速達性を提供,宮ヶ瀬線の主力となっています。
 
「快速」は高速急行の輸送を補佐するとともに,高速急行が止まらない主要駅(永福町,若葉町,天上など)をカバーする役目を果たしています。また都心寄りの他線接続駅である方南町と永福町には高速急行が止まらない為,これらに対する需要にも対応しています。
 
なお,高速急行と快速は各々で中原方面行と田名方面行を交互に設定し,
「高速急行 半原行」 と 「快速 森下行」
「高速急行 城山行」 と 「快速 愛川行」
が高坂で接続するようにし,フリークエンシーと速達性の双方に配慮しています。
 
「各停」は優等通過駅に対する輸送を担うほか,各主要駅で優等列車に接続し,優等通過駅への速達性に配慮しています。
なお,以前は各停は全区間10分毎(新線・末端区間除く)であり,運転頻度が低かったが,近距離の主要駅では快速と合わせることで毎時12本の乗車チャンスを確保していました。これは現在でも同一ですが,ダイヤ改正から8ヶ月後の2002年7月に本八幡快速との接続と近距離区間の乗車チャンスの拡大のため新宿〜若葉町間に各停が毎時3本増発されたこともあり,乗車チャンスは更に拡大されています。
 
都営新宿線関係では直通快速を20分毎で設定,この快速は都営線内は急行運転します。
 
 
 さて,このダイヤ,見てお分かりのとおり,京王の現行ダイヤに大いに影響されています。自分が京王ユーザーだったこともあり,使い勝手は良い面も悪い面も概ね承知していますが,近距離での運転頻度が少ないというデメリットはあるものの,全体的に速達性とフリークエンシーが向上出来るというメリットが大きいこと,形態が宮ヶ瀬線に適用しやすいことから,宮ヶ瀬線のダイヤに応用しています。
 
 ちなみに近距離の運転頻度低下は近距離の主要駅に停車する快速を運転することでカバーする考えでしたが,直通快速本八幡行)が宮ヶ瀬線新宿駅に行く列車に接続がないことの対応を兼ねて新宿〜若葉町間に各停を増発することで解消しています。(ただ,運行コストが上昇してしまいましたが・・・)
 
 
 さてさて,昼間時ダイヤが出来たので,次は朝と夕ラッシュ時にとりかかりますが,RS時代の遺産がたくさんあるので,そんなに時間はかからない,というよりRS時代のダイヤと大して違わないでしょう。今週中には夕ラッシュ時ダイヤを,今月中には朝ラッシュ時ダイヤを作り上げたいところです。
 

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