宮ヶ瀬線昼間時ダイヤ(1977年→2001年)

 
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 宮ヶ瀬線の昼間時ダイヤの代表的ダイヤ改正時の素案です。現行夕ラッシュ時ダイヤを作るはずが,過去の昼間時ダイヤの作成ばっかしてました。
 
 掲載したダイヤは代表的なダイヤ改正のみの抜粋で下りのみの掲載です。この他のダイヤ改正時のダイヤや上りダイヤも作成は終了していますが,今後修正が入るでしょうし,そうなると掲載の手間が増えるだけなので,HPで正式に掲載するまでは省略します。
 
 各ダイヤの簡単な解説は↓の方で行いますが,1977年の全通時から2001年の白紙改正時まで,宮ヶ瀬線の昼間時ダイヤは基本構成が変わっていません。全て逐次の修正で対応しています。これは最初から意図した訳ではなく,当時の輸送量と将来の変化を予想して一つ一つ作っていった結果,こうなっただけです。
 また,どこでいつどのくらい輸送量が増加するかは(,ニュータウン新線ということもあり,)最初から予定されていたことから,1977年のダイヤ改正時に最初から考慮されていたこともあります。
 あとは緩急比1:1のダイヤが何かと使い勝手が良い&作りやすいのと,他社との直通運転があり,大きなダイヤ変更がしにくいという理由もありました。
 ただ,逐次改正のせいもあり,様々な箇所で徐々に問題が出始めたことと,都交の急行運転の絡みもあり,2001年に白紙改正を行い,これらを是正しています。
 
・1977年
 新宿〜水郷田名間の直通運転開始,及び新宿〜方南町複々線開業によるもので,それまでの8-8ダイヤ(予定)から9-9ダイヤに増発されています。
 新宿〜神保原間では快速と各停がそれぞれ6〜7分毎に運転され,若葉町と神保原で緩急接続があります。
 神保原〜田名間では特快が20分毎,各停が約10分毎で,多摩センターで緩急接続があります。
 
 分かりやすいさとフリークエンシー性を優先して作成しており,2001年のダイヤ改正で大幅にダイヤが変わるまで様々な修正を重ねながら24年に渡り適用されました。
 
 
・1980年
 都営新宿線との直通運転開始によりダイヤ改正が行われました。
 1977年のダイヤからの変更は都営乗入れ関連のみで,快速の半数が岩本町始発になったこと,新線の各停が東大島始発になったことで,あとは方南町での接続に関連して1分程度の時刻修正があった程度です。
 
 なお,相互乗入れは田名〜東大島間で実施されましたが,中原車は快速で田名〜岩本町間に20分毎(8両,朝のみ10両),都車は各停で方南町東大島間に約10分毎で運転されました(終日6両)。
 この形態は運転区間が延伸されながら以後21年に渡り適用されました。
 
 この他では,新宿始発の特快・快速が,輸送量の増加と新宿始発の優等列車の削減に伴い10両化されました。
 
 
1984
 水郷田名〜半原間の開業によるダイヤ改正で,特快が半原まで延長されました。一方で水郷田名行の快速は田名までの運転に縮小されました。
 
 
・1988年
 高坂〜南柚木間の開業と方南町〜若葉町間の複々線化によるダイヤ改正ですが,昼間時ダイヤでは新宿〜若葉町間で30秒単位のダイヤ修正が行われたことと,多摩セ〜南柚木間に10分毎に区間運転の各停が設定されたのみです。
 
 なお,1987年のダイヤ改正直通快速の乗入れが大島までに延長されています。
 
 
・1992年
 南柚木〜中原間の開業によるダイヤ改正で,中原方面への直通運転が開始されました。基本的なダイヤ構成に変更はありませんが,神保原〜中原間で特快が毎時6本に増発され,増発分は中原方面に直通運転されました。
 高坂以遠は半原方面・中原方面とも1時間あたり特快3本,各停6本で,これに伴い多摩センター折返しが1時間あたり6本設定されています。
 
 なお,同改正で特快の停車駅に天上と高坂が追加されました。また快速は優等運転区間が多摩センターまでに延長され,東多摩・榛名坂・長峰の3駅が通過となりました。但し従来の快速は区間快速と名称が変更され,停車駅も従来どおりとなっています。
 
 この他,1991年のダイヤ改正直通快速の乗入れが本八幡までに延長されています。
 
 
・2001年
 輸送形態に変化に対応し,フリークエンシーと速達性を志向したダイヤに変更されました。従来の快速:各停=1:1から,高速急行:快速:各停=1:1:1に変更されています。詳細は6/5付で記載しています。
 
 
 
[スケジュール]
 
1972年 宮ヶ瀬線 多摩川〜天上間開業
1975年 宮ヶ瀬線 天上〜多摩センター間開業
1977年 宮ヶ瀬線 多摩センター〜淵野辺,田名〜水郷田名間開業 (新宿〜水郷田名間直通運転開始)
      宮ヶ瀬線 新宿〜方南町複々線
1978年 都営新宿線 岩本町〜東大島間開業
1980年 都営新宿線 新宿〜岩本町間開業(相互直通運転開始)
1983年 都営新宿線 東大島〜船堀間開業
1984年 宮ヶ瀬線 水郷田名〜半原間開業(本線全通)
1986年 都営新宿線 船堀〜篠崎間開業
1988年 宮ヶ瀬線 高坂〜南柚木間開業
      宮ヶ瀬線 方南町〜若葉町間複々線
1989年 都営新宿線 篠崎〜本八幡間開業(都営新宿線全通)
1992年 宮ヶ瀬線 南柚木〜中原間開業(柚木支線全通)
1997年 宮ヶ瀬線 若葉町〜神保原間3線化